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ALSIがクラウド型Webフィルタ新版、時間や曜日ごとにポリシー適用可能に

 アルプスシステムインテグレーション株式会社(ALSI)は、標的型攻撃に対応するクラウド型Webフィルタリングサービスの新版「InterSafe CATS Ver.4.1」を15日に発売した。

 InterSafe CATSは、サーバー不要で利用できるクラウド型Webフィルタリング。一般的なWebフィルタリングソフトと異なり、ポリシー設定からアクセス規制、ログ管理にいたるまでクラウド上のサーバーで行うため、容易に導入でき、操作も簡単。社内ネットワークに接続していない持ち出し端末も一元的に管理できる。

InterSafe CATSの利用イメージ

 新版では、時間帯や曜日に応じて柔軟にフィルタリングルールを適用できる「スケジュール機能」を搭載した。たとえば、業務時間中は業務に不要なサイトへのアクセスを規制して私的利用を防止し、業務時間外はグルメサイトやスポーツサイトなどを閲覧可能にするなど、利用環境やセキュリティポリシーに応じて柔軟に運用できる。特に個人端末を業務で利用(BYOD)する場合、公私を分けて端末を活用できるという。

スケジュール機能

 このほか、Google Appsのログイン制御機能も追加。法人・個人で契約しているGoogleアカウントの未利用を許可にするなど、インターネットの私的・業務利用をより柔軟に管理できるようになった。

 価格は、ユーザー数5~99で3000円(税別)/管理端末、100~199で2700円(同)/管理端末など。割安となるガバメントライセンスとアカデミックライセンスも用意する。

川島 弘之