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ALSI、クラウド型ウェブフィルタリング最新版「InterSafe CATS Ver.4.6」

 アルプス システム インテグレーション株式会社(以下、ALSI)は、クラウド型ウェブフィルタリングサービスの最新版となる「InterSafe CATS Ver.4.6」を6月26日に販売開始する。

 InterSafe CATSは、社外に持ち出して使用するモバイルPCやスマートデバイスなど、マルチデバイス、マルチワークプレイスに対応したセキュアなウェブアクセスを実現する、クラウド型ウェブフィルタリングサービス。在宅勤務やテレワーク、SOHO、持ち出しPCなど、社外でインターネットを利用する際の情報漏えいや私的利用を防止し、有害サイトや詐欺サイトへのアクセス防止やウイルス感染予防など、安全なインターネット利用環境を提供する。

「InterSafe CATS Ver. 4.6」主な新機能

 新バージョンでは、プログラム導入、アップデート、端末更新や組織変更時の作業負担を軽減し、利便性を向上することで、大規模環境でも容易に運用できるようになった。

 管理機能の強化では、ユーザー情報の検索条件を拡充したほか、移動・削除などの一括操作や、最大3階層までのグループ登録に対応。クライアント環境において、テレワークを推進する基盤技術である仮想デスクトップ(VDI)環境に対応し、VDIクローン端末ごとにアカウント管理ができるようになった。

 また、フィルタリングブラウザー(Safeブラウザ)のセキュリティ機能強化として、テキストコピーや画像保存、画像コピー、テキストの辞書登録を禁止できるようになった。これにより、ブラウザーで閲覧する社内システムからの不正な情報持ち出しを防止する。

 ウェブアクセスログ機能については、アクセスログのダウンロード対象期間を最大1カ月に拡張。フィルタリングの結果(許可/規制など)やグループ/ユーザーID、リンク元サイトなど出力項目を追加し、端末の特定やアクセス分析を容易にした。

 フィルタリング設定では、ワイルドカードを利用した例外URL登録に対応。頻繁にURLが変更されるコンテンツに対し、URL中の固定文字列部分のみ登録しておくことで、常時フィルタリングが可能になる。その他、例外URLの一括登録/出力や、SSLデコード無効時のHTTPSサイト規制(Windows版はドメイン単位、Android/iOS版はURL単位でフィルタリング)に対応した。

 価格(税別)は、5~99ユーザーの場合で1ユーザーあたり年間3000円から。公共向け、アカデミック向けの割引価格も用意される。