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ホンダ、データセンターのバックアップ用水素燃料電池をカリフォルニア施設に配備

 ホンダは、カルフォルニアの自社施設内にデータセンターのバックアップ用水素燃料電池システムを配備しました。

 同社は先週、カリフォルニア州トーランスにある同社のコーポレート・キャンパス内で、定置型燃料電池パワーステーションの稼働を開始したと発表しました。

 「現在、実証プログラムとして完全に稼働しているホンダの燃料電池パワーステーションは、クリーンかつ静音な緊急バックアップ電力を、American Honda Motor Co. のキャンパス内にあるデータセンターに供給している」と同社は述べています。「今後数年間で、ホンダは次世代定置型燃料電池システムを世界中のホンダの製造施設やデータセンターに順次導入し、それによって自社の温室効果ガス排出量を削減します」

 この燃料電池ユニットは、約500kWの容量を持ち、過去にリースされたホンダ クラリティ燃料電池車の燃料電池システムを再利用し、4つの燃料電池をパッケージ化し、250kWごとに出力を上げることができる設計になっています。今回の導入は、将来の商業化に向けた概念実証として行われるものです。

ニュース提供元:データセンターカフェ

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