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コロケーション事業者2022Q4決算 ~Digital Realty、エクイニクス、Iron Mountain、American Tower

各企業はいずれも安定した収益を計上、来年への自信を示唆

 上場データセンター企業 Digital Realty、エクイニクス、Iron Mountainが2022年第4四半期の決算を発表しました。

 3社とも増収となり、決算説明会ではクラウドプロバイダーの成長が鈍化しているにもかかわらず、今後1年間に対する自信を示唆しました。

 Digital Realtyはローマ、アクラ、ザグレブで土地を取得し、テキサスではビルを取得しました。

 エクイニクスは、イスタンブールとソウルでの新しいデータセンター計画を承認しました。また、これまで賃貸していた2つの施設を取得し、パリとミラノの2施設から撤退しました。しかし、ハイパースケーラーに特化したxScale施設については、稼動開始日を延期しています。

 Iron Mountainは、2022年のリース目標を上回って今年を終えました。

 American Towerは、データセンター部門から安定した収益と利益を計上しましたが、会社全体としては、減損費用により四半期純損失となりました。

 Cyxteraは近日中に四半期決算を発表する予定です。Switch Inc.はDigitalBridgeによる買収が完了し、非公開化されました。

ニュース提供元:データセンターカフェ

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