データセンターカフェ

豪AirTrunk、シドニー第2ハイパースケールデータセンターを開設

 ハイパースケールデータセンター事業者のAirTrunkは、オーストラリアのシドニー北部に第2データセンターSYD2を開設しました。

 今回の開設は最初のフェーズ分であり、全体の4フェーズ全てが完了すると、新データセンターの総容量は110MWになります。35週間で構築されたフェーズ1の建設工事には、延べ2,800人以上が動員され、40万時間の労働時間が費やされました。

リアルタイム気象データ分析をもとに効率的な冷却を実現

 2019年に発表されたこの新施設の完成により、AirTrunkが持つ既存の130MWウエストシドニー施設と130MWメルボルン施設を加え、オーストラリア全体での同社の総容量は370MW超となりました。同社は現在、合計5棟のデータセンターを保有しています。2020年12月には香港とシンガポールにデータセンターを開設し、現在は東京で大型施設の開発が進められています。

ニュース提供元:データセンターカフェ

データセンターカフェは、日本のデータセンター業界に関わられている方々に向けた、世界中のデータセンター・ITインフラ/ファシリティに関する最新ニュースや技術動向等の発信に特化したニュースメディアサイトです。