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仏OVHcloud、火災事故のデータセンターについてサービス復旧計画を発表

 3月10日の大規模火災事故でストラスブールSBG2施設を失ったヨーロッパ最大のクラウドプロバイダーOVHcloudは、残存データセンターでのサービス復旧計画を発表しました。

 SBG3については3月17日水曜日から電力供給が再開され、他の2棟のデータセンターSBG1とSBG4については金曜日まで電力は供給されないだろうとOVHcloudは予想しています。しかし、OVHcloudの創設者であるOctave Klaba氏はツイートで、SBG1とSBG4のサーバは2日間で再起動され、一方SBG3のサーバは再起動に6〜8日かかる可能性があるとコメントしています。SBG1の4つの部屋はSBG2とともに焼損しました。

 それと同時に、同社はすべての顧客に電子メールを送信し、データが長期的に回復可能かどうかを示す内容を含む、全サービスのステータスを一覧で表示するステータスページを公開しました。尚、今回の火災により、Rustビデオゲームを含むいくつかのオンラインサービスのデータは失われてしまいました。

ニュース提供元:データセンターカフェ

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