Windows Server 2012研究所

Windows Azureのクラウド環境上でWindows Server 2012 R2を検証しよう (Windows Server 2012 R2の日本語化を行う)

Windows Server 2012 R2の日本語化を行う

 Azureのギャラリーに用意されたWindows Server 2012 R2は、英語版がベースになっているため、日本語環境で使うには、いくつかオプションのソフトウェア導入や設定を行う必要がある。サーバー管理者にとっては、あまり行わない設定などがあるため、ここでは日本語化の設定を紹介していこう。

コントロール パネルを表示して、「Clock、Language and Region」を選択する
英語環境だけがインストールされていることがわかる
日本語環境を選択して、インストール
日本語環境をインストールしただけではモジュールが足りないため、Japanese Language Packをダウンロールしてインストール
Japanese Language Packのダウンロールとインストールには、少し時間がかかる
インストール後、日本語をプライマリ言語にするために、トップレベルにアップする
コントロールパネルから、Language and Region(言語と地域)を選択して、使用する場所、形式なども日本に設定しておく。地域の設定で、システムロケールを日本語にしておく
システムロケールを変更すると、再起動を行う必要がある。再起動を行うと、デスクトップ接続のセッションが切れる。このため、Azureポータルを確認して、OSが再起動してから、再度デスクトップ接続でアクセスする
再起動したWindows Server 2012 R2にアクセスすれば、日本語環境に切り替わっている

 また、Windows Server 2012 R2のプレビュー版のイメージが基本となっているため、プレビュー版リリース後のパッチなどは、Azureのギャラリーには登録されていない。きちんとアップデートしておこう。

Windows Updateを起動して、最新のWindows Server 2012 R2にアップデートしておく。Windows Server 2012 R2のプレビュー版のイメージが基本となっているため、プレビュー版リリース後のパッチなどは、Azureのギャラリーには登録されていない
テストした段階で、17個の更新プログラムが用意されていた。Azureといえどもネットワークを使ってアップデートするため、少し時間がかかる
Azureポータルで、Windows Server 2012 R2をインストールした仮想マシンのパフォーマンスをチェック
Azureの仮想マシンの仮想ハードウェアをデバイスマネージャーで確認。ディスクなどは、仮想IDEが利用されている

(山本 雅史)