クラウド&データセンター完全ガイド:データセンターサービスガイド

コミュニケーションからコラボレーション、人給業務まで 鈴与シンワートがテレワークの推進をトータルでサポート

S-Port ソリューション
鈴与シンワート
https://www.shinwart.co.jp/business/telework-support.html

働き方改革推進の有効策として普及の兆しを見せていたテレワークだが、新型コロナウイルス感染拡大の防止策として、その導入が急務の課題となっている。しかし、テレワーク中でも円滑に業務遂行していくためには、コミュニケーション環境の整備だけにとどまらず、「コラボレーション」の促進、さらには「バックオフィス業務のリモート化」が必須となる。鈴与シンワートはインフラからアプリケーション、クラウドサービスまで多彩なソリューションを提供、企業のテレワーク推進を全方位で支援している。

企業のIT活用の推進とともにテレワーク環境の構築が急務

 近年、政府が打ち出した「働き方改革」の推進に伴い、企業でテレワークの普及が拡大している。直近では、新型コロナウイルス感染症拡大防止を目的とした「緊急事態宣言」の発令を受け、その防止策の一つとしてテレワークの促進が求められており、そのための環境整備が急務の課題となっている。鈴与シンワート サービステクノロジー事業部 セールスユニットの久保田雅隆氏は、「今年の2月と3月を比べて、Web会議システム『Zoom』の問い合わせが7倍以上に増えています。特に中小企業や自営業の方からの問い合わせが多々寄せられています」と説明する。

鈴与シンワート株式会社 サービステクノロジー事業部 セールスユニット 久保田 雅隆氏

 テレワークを実施する上で、様々な業務を滞らせず、円滑に進めていくためには、Web会議システムやビジネスチャット等を用いた「コミュニケーション」環境の整備も重要だが、同時にワークフローやグループウェアを活用した「コラボレーション」の促進、さらには人事経理業務等の「バックオフィスのリモート化」も実現していかなければならない。対して鈴与シンワートは、これらの業務領域にも対応した多彩なソリューションを提供、企業のテレワーク推進を全方位でサポートしている(図1)。

図1 テレワークに対する要件に全方位で対応する鈴与シンワート
※掲載されている商品名は各社の商標または商標登録です。
※STAFFBRAIN / POSITIVEは株式会社電通国際情報サービスの製品です。

 はじめにコミュニケーション環境の整備だが、鈴与シンワートはWeb会議の「Zoom」とビジネスチャットの「TAGS」、そしてオンラインストレージの「GIGAPOD」を提供している。簡単な確認や連絡事項ならばTAGSを、込み入ったやり取りや複数人での会議や打ち合わせならZoomを、さらに大容量ファイルへのアクセスにはGIGAPODを使うなど、用途に応じて、これらのソリューションを組み合わせたり使い分けたりすることで、テレワーク中でも円滑なコミュニケーションが実現可能となる。久保田氏は「この3つのソリューションはマルチデバイスに対応するうえ、操作がシンプルで誰にでも使えるので、スムーズなコミュニケーションを実現、社員間に情報格差を生じさせません」と強調する。加えてTAGSとGIGAPODは、企業ごとに鈴与シンワートが専用のサーバーを用意しているので、情報漏えいリスクも抑制されている。

 「そして、鈴与シンワートの最大の強みは、サポート力です。例えば、Zoomはお客様ご自身でも導入できますが、サポート対応は英語メールで、問題が発生した際に迅速な対応が期待できないケースもあります。対して当社では日本語サポートを用意。さらに単なるライセンス販売に留まらず、TAGSやGIGAPODを連携させたソリューションも提案できるので、テレワーク中のコミュニケーションに関する様々な課題や要望にトータルでお応えすることが可能です」と久保田氏は語る。さらに今後は、「Microsoft Teams」もラインナップに含めるなど、ソリューションを拡充していくという。

ペーパーレス化によりコラボレーションを促進

 「コラボレーション」の促進では、ディサークルの統合型コラボレーションツール「POWER EGG」を展開する。POWER EGGはグループウェアやワークフロー、Webデータベース等を統合したソリューションだ。グループウェアによる多彩な情報共有をはじめ、ワークフローを活用することで紙ベースの煩雑な申請や決裁業務を削減するほか、Webデータベースを用いた管理台帳やアンケートのデータベース化を行い、「情報の見える化」を促進する。デジタルソリューション事業部 営業グループ セールスマネージャーの鈴木岳生氏は、「ワークフローの利用により、ペーパーレス化が促進され、テレワーク中でも滞りなく申請、決裁の遂行が可能となります。また、Webデータベースでは、コロナ感染拡大防止のためのアンケート調査やテレワーク用の貸出機器の管理表など、今すぐ使えるテンプレートが豊富に用意されているので、簡単に導入、活用できることも大きな特長です」と説明する。

鈴与シンワート株式会社 デジタルソリューション事業部 営業グループ セールスマネージャー 鈴木 岳生氏

 このほかにもWebメールや先に述べたTAGS等、POWER EGGを“ハブ”として様々なシステムと連携可能な点も特長で、これにより社内外のコラボレーションをさらに加速させられるようになる。無論、POWER EGGの導入、運用支援についても鈴与シンワートから手厚いサポートを受けることが可能だ。「ワークフローの構築やWebデータベースの設計など、10年以上の導入・構築経験に基づいた支援や教育を提供可能なため、POWER EGGを軸としたコラボレーション環境をすぐに利活用できるようになります」と、鈴木氏は強調する。

給与明細の照会や年調申告もリモートから対応可能に

 先の緊急事態宣言下でも、給与明細の印刷や配布、年末調整の処理等、オフィスへの出社を余儀なくされている人事や経理担当の社員は少なくなかったようだ。そうした「バックオフィス業務のリモート化」を実現するため、鈴与シンワートでは、スマートフォンやタブレット、PCから給与明細を照会できる「S-PAYCIAL with 電子給与明細」や、年末調整申告を電子申請可能な「S-PAYCIAL with 電子年調申告」を提供している。ビジネスプロセスサービス事業部 HCMソリューション セールスマネージャーの濵田健実氏は、「S-PAYCIAL with 電子給与明細はインターネットを通じていつでもどこからでも給与明細の照会を可能とするサービスです。紙の明細の発行が不要になるため、不要不急の出社を抑制するほか、給与担当者の業務時間とコストを大幅に削減します。様々な給与システムとの連携が可能な点も大きな優位点です」と説明する。

鈴与シンワート株式会社 ビジネスプロセスサービス事業部 HCMソリューション セールスマネージャー 濵田 健実氏

 「また、緊急事態宣言が解除されたとはいえ、感染拡大の第二波の到来が危惧されています。年末調整に関する作業は毎年秋頃に行われますが、S-PAYCIAL with 電子年調申告を用いれば出社せずに年調業務が遂行できるので、人事部門の業務時間やコスト、さらに万が一の感染リスクを抑制することが可能となります。2020年度の年末調整申告に関する法改正にも対応済みであり、すぐに利用を開始できます」(濱田氏)

 さらに鈴与シンワートでは、図示したように多彩な人事・給与・会計パッケージ/クラウドサービスを取り扱っているほか、BPOセンターによる業務アウトソーシングサービスも提供。バックオフィス業務に関するあらゆる要望に応えられる体制を整えている。
 こうしたソリューション群に加え、鈴与シンワートは「S-Portデータセンター」を主軸に、ネットワークやサーバー等のインフラの運用管理サービスを提供するほか、統合ネットワークサービス「S-Port X コネクト」を活用した、他社クラウドサービスとの接続や、オンプレミスとのハイブリッドクラウド環境の構築もサポートしている。テレワークの実施にあたって課題や悩みを抱えている企業は、ぜひ一度、鈴与シンワートに相談してみてはいかがだろうか。

お問い合わせ先

鈴与シンワート株式会社

電話番号:03-5445-2651(平日9:00 ~ 18:00)

https://www.shinwart.co.jp/business/telework-support.html

e-mail: info-suzu1@shinwart.co.jp