サイバーテック、XMLデータベース「NeoCore」のロードマップを発表
2012年11月28日
株式会社サイバーテック
<報道関係者各位>
サイバーテック、XMLデータベース「NeoCore」のロードマップを発表
~パフォーマンス向上・APIの充実化などの機能強化を計画~
株式会社サイバーテック(代表取締役社長:橋元 賢次 本社:東京都新宿区、以下サイバーテック)は、同社が主催する日本最大のXMLデータベースイベント「NeoCoreサミット2012」(11月16日金曜日開催)において、XML DB / XMLデータベース「NeoCore」のロードマップを発表し、ユーザからの要望が多い「パフォーマンス向上」「APIの充実化」などの機能強化計画を発表しました。
サイバーテックの代表取締役である橋元は、「NeoCoreサミット2012」の冒頭の講演「XML DB NeoCoreの戦略と今後について」において、「ネットワークインフラの低価格化や様々なデバイスの普及に伴い、ドキュメントや画像などのコンテンツデータなど、膨大なデータ処理が求められるビッグデータ時代においてXMLデータもその例外ではない。マイクロソフトOfficeなど企業で扱うドキュメントデータのフォーマットもXMLがベースとなりその数は日々増大している」と語った。
このようなデータが増殖、増大する「データ・パンデミック」状態の中、企業が取り扱うドキュメントやメタデータを効率良く「検索・複製・再利用」するための基盤としてXML DBのニーズが確実に高まっているという内容とともに、続くセッションではKVS(Key Value Store)と同じくXML DBもNoSQLのうちの一つであり、さらに「適材適所」が進んでいる、という内容でイベント自体は終了した。
このような背景の中、XML DBトップシェアの「NeoCore」については、今後の開発計画が発表された。「NeoCore」ユーザからの要望が多い「最新OS環境でのパフォーマンス向上」や、現在主体となるJavaによる開発に加え、開発の敷居を下げることが可能となる「PHPのAPIを実装」した次期バージョンを2013年中に提供する予定であると発表した。
サイバーテックでは、XML・XML DBの普及啓蒙と各種関連する情報の公開に積極的に取り組んでおり、今後もイベント・セミナーやWebサイトを通じて公開する予定です。
「NeoCoreサミット2012」開催レポート ⇒
http://www.neocore.jp/summit-new/neocoresummit2012_report1.html
XMLは元々マニュアル管理のニーズから誕生したSGMLをベースとしており、現場でのドキュメント管理やナレッジ管理などの柔軟なデータハンドリングが求められる用途に非常に適したデータフォーマットです。XML DB「NeoCore」は、構造が一定ではないXMLデータの格納に最適な"やわらかい"データベース・エンジンで、国内出荷ライセンス数は500ライセンスを超え、国内No.1シェアのXML DB / XMLデータベースです。