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GXSクラウドサービスを活用したBCP(事業継続計画)プログラムを開始

報道発表資料

2011年6月2日

GXSクラウドサービスを活用したBCP(事業継続計画)プログラムを開始

 2011年6月2日東京発 - 世界最大手の企業間電子商取引(B2B eコマース)ソリューション・プロバイダー米GXSの日本法人であるGXS株式会社(所在地:東京都港区赤坂、代表取締役社長:田中 良幸、以下「GXS」)は、この度B2B eコマースにおけるBCP(事業継続計画)策定強化を支援することを目的に、GXSクラウドサービスを活用した「BCP(事業継続計画)プログラム」を開始したことを発表しました。BCP(事業継続計画)やディザスタ・リカバリ(災害復旧)に対するお客様の要望に応えるため、統合クラウドプラットフォーム「GXS Trading Grid」を軸に展開する、グローバルB2Bアウトソーシングサービス「GXS Managed Services」を利用し、B2Bグローバルネットワークやデータセンターの冗長化、そして企業間連携基盤の確保、データの蓄積や保存等、企業間電子商取引のBCP策定強化を実現するプログラムで、本日より提供を開始します。本プログラムは、GXSのコンサルティングサービスを通じ、各企業が抱えるさまざまな課題に最適なソリューションを迅速に提案し、お客様の状況に柔軟に対応した特別価格で提供します。

 B2B基盤(企業間データ連携基盤)の想定される課題として、経営的な視点では、コア業務の停止抑制、今後の予防保全対策、現場業務の視点では、受発注データや送金処理データなどのコア業務データ紛失の防止、海外調達先を含めた取引先のリスク分散、状況確認の迅速化などが挙げられます。また、現場業務を支えるITの視点では、データセンターの多重化、ネットワークの冗長化を備えたグローバル対応の強固なIT基盤の構築、ハードウェア、ネットワーク機器の保持、非常時の運用・保守要員の確保といった持続的な運用サポートなどが挙げられます。

「GXS BCP(事業継続計画)対応プログラム」の概要
 GXS BCPプログラムは、統合クラウドプラットフォーム「GXS Trading Grid」を軸に展開するグローバルB2Bアウトソーシングサービス「GXS Managed Services」を、BCP(事業継続計画)策定を検討する企業向けに提供する支援プログラムです。BCP対応のGXSアウトソーシングサービスを利用することで、さまざまな取引先企業との円滑なデータ交換や取引先の追加が柔軟に行うことができるだけでなく、予期せぬ災害時に業務を止めることなく国内外の企業間電子商取引を行うことが可能になります。GXSのコンサルティングサービスが含まれますので、各企業が抱えるさまざまな課題をヒアリングさせていただき、お客様の状況に柔軟に対応した最適なソリューションを迅速に提案いたします。

 GXSが推進するBCP施策は主に以下のとおりです。

・ 世界数か所にデータセンターを所有。ひとつのデータセンターで万が一の災害が起きた場合、それ以外のデータセンターがデータの同期をタイムリーに行っているため、データの紛失を回避
・ 各データセンターは自家発電を完備。万が一の災害で電気の供給が止まった場合のバックアップ体制も万全
・ グローバルネットワークの冗長化や回線停止時における代替え接続が可能
・ お客様のデータ蓄積が可能により、一時的にお客様のデータを保管し、お客様のシステム復旧後にデータ集配信業務行うなど、お客様の業務代行サービスを提供
・ 海外取引先、自社海外拠点等とのB2B環境構築支援

 お客様は「堅牢なグローバルB2B基盤の獲得」「グローバルサプライチェーンの可視化」「平常時と同等のサービスレベルの維持」を確保することが可能になるとともに、様々な効果を得ることができます。

・ 冗長性を持ったグローバルB2B基盤の確保
・ データの蓄積や保管によるデータの担保
・ 長期データ保管とデータバックアップ対応
・ 単一窓口による業務オペレーションの簡素化、効率化の向上
・ グローバルヘルプデスクによる全世界サポート
・ GXSが所有する米国・オランダの海外データセンターでの災害復旧対応
・ グローバルネットワーク経路を複数持っていることによる冗長化の確保
・ 回線停止時におけるインターネットなどの代替え接続対応
・ マニュアルでデータ集配信業務など業務オペレーション代行サービスの提供
・ カスタマーサポートレベルの維持等
・ システム運用に関わる24時間365日のシステム稼働と運用保守

グローバルB2Bアウトソーシングサービス「GXS Managed Services」
 GXS Managed Servicesは、B2B eコマース のシステム管理要員、プロセス、技術を提供する包括的なアウトソーシング サービスです。B2Bシステム管理のオペレーションをGXSにアウトソースすることによって、企業は、ハードウェア、ソフトウェア、人材などに余分な投資をせず、B2Bインフラを構築し、拡大することが可能になります。

 物理的サプライチェーンや財務的サプライチェーンにおいてビジネスプロセスを統合する際に必要不可欠な企業間取引において、各企業がB2Bシステムの立ち上げから取引先の新規立上などを各企業で構築するのではなく、B2Bアウトソーシングサービスを利用していただくことにより、導入コストやワークロードを最大限削減し、取引先の早期導入やSCMにおける業務効率の向上、TCOの削減が実現し、企業は中核業務へ専念することが可能になります。EDI業務やリスク管理、複雑なB2Bシステム運用やインフラなど、大幅なB2Bシステム運用負荷の低減を実現します。また、RosettaNetやUN/EDIFACT、ANSI X.12、CII/EIAJ、ユーザー固有のフォーマット、アプリケーション固有フォーマット(iDOC等)などさまざまなEDIデータフォーマットに対応しており、多様なB2B環境をすべて円滑に統合することが可能です。

 GXS は、B2B e コマース ソリューションの提供に40 年、フル・アウトソーシングに20 年を超える実績を誇っています。GXS Managed Services を採用した企業は、一般消費財、自動車、金融サービス、ハイテク、製造、小売といったさまざまな業界におよび、三菱自動車工業株式会社、東京エレクトロンデバイス株式会社、アビッド テクノロジー社、BB&T、InFocus 社、ジャガー ランドローバー社、ベライゾン社など、全世界で260 社を超える企業によって現在利用されています。GXS は、取引先管理、グローバル サプライチェーンの可視化、トランザクション管理、データ変換、システム管理、サプライヤ パフォーマンス レポーティングなどを含む、ワールドクラスのB2B システム管理ソリューションを提供しています。

「BCP(事業継続計画)対応プログラム」内容
・ 期間:  2011年7月末(予定)
・ 内容:  はじめにGXSのコンサルティングサービスを通じ、各企業が抱えるさまざまな企業間データ連携基盤に対するBCPに関する課題をヒアリングさせていただきます。
お客様からの課題をお聞かせいただき次第、約2週間でお客様の状況に柔軟に対応した最適なソリューションを特別価格でご提案いたします。
※詳細につきましては、以下お問合わせ先へご連絡ください。

GXSは、グローバルB2BにおけるBCP(事業継続計画)支援だけでなく、複雑化するB2B業務をアウトソーシングしていただくことでお客様が中核業務に専念していただけるよう、安全性、信頼性の高いグローバルB2B基盤を提供し、企業間電子商取引を止めることなく円滑に業務を行っていただけるよう、今後も積極的に支援して参ります。

GXSについて
 GXSは統合サービスのリーディング プロバイダーであり、世界最大の統合クラウド「GXS Trading Grid」を運用しています。米フォーチュン誌「フォーチュン500」社の75パーセントに当たる企業や、トップ25のサプライチェーンのうち24社など、世界の40,000社以上がGXSのソフトウェアおよびサービスを採用し、パートナーネットワークの拡張、受信プロセスの自動化、電子決済の管理およびサプライチェーン可視化の向上を行っています。B2B統合オペレーションを向上させる当社独自のB2Bアウトソーシングサービス「GXS Managed Services」は、GXS Trading GridとGXSのプロセス編成サービス、そしてグローバルチームと連携して、企業の多様なB2Bプロセスを管理します。

 GXSはメリーランド州ゲーザーズバーグに本社を置き、従業員数は2,000人以上、世界20カ国の拠点を軸にグローバルB2Bアウトソーシングサービスを提供しています。GXS株式会社は、米GXS Inc.の100%出資による日本法人です。詳しくはWebサイト(http://www.gxs.co.jp/ )をご覧ください。
本文中のすべての製品およびサービスは各社の商標です。

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2011/6/3 06:00