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ウイングアーク1st、帳票クラウドサービス「SVF Cloud」がオラクルのクラウド連携基盤に対応

 ウイングアーク1st株式会社は26日、帳票クラウドサービス「SVF Cloud」が、オラクルが提供するクラウドとオンプレミスのシステム連携を可能にするクラウドサービス「Oracle Integration Cloud Service」との連携を開始したと発表した。

 オラクルのPaaS「Oracle Cloud Platform」で提供する「Oracle Integration Cloud Service」は、SaaSやオンプレミスアプリケーションのシステム連携を可能にするPaaS提供サービス。SaaSとSaaS、SaaSとオンプレミスの統合を構築でき、安全に統合できる。

 帳票クラウドサービス「SVF Cloud」は、帳票基盤ソリューションとして製品販売している「SVF」を、クラウド上で簡単に利用できる帳票クラウドサービス。グラフィカルな操作画面により、日本固有の細やかな帳票から装飾性の高い帳票まで簡単に作成できる。

 今回のサービス連携開始により、オラクル製品の利用者は、オンプレミスシステムをクラウドへ移行する場合や、オンプレミスとクラウドによるハイブリッド環境を利用する場合に課題となる帳票やレポートなどの出力を、「SVF Cloud」を基盤とすることで即時にワンストップで利用可能となる。さらに、オラクルクラウドにおける契約を1つの包括契約で管理することにより、システム単位でのライセンス管理が不要になり、出力ごとの従量課金型による無駄のない運用が実現するとしている。

三柳 英樹