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マネーフォワードの「MFクラウド消込」とウイングアークの「SVF Cloud」が連携

「MotionBoard Cloud」連携機能も提供

 株式会社マネーフォワードとウイングアーク1st株式会社は7日、マネーフォワードのクラウド型入金消込システム「MFクラウド消込」と、ウイングアーク1stの帳票クラウドサービス「SVF Cloud」、BIクラウドサービス「MotionBoard Cloud」が、キャッシュフローの見える化実現に向けてシステム連携を開始すると発表した。

 マネーフォワードの「MFクラウド消込」は、全国の金融機関から入金データを自動取得でき、請求情報と入金情報の照合作業(消込作業)を自動で行ってくれる。さらに、自動学習機能で照合率を高められるため、入金消込に関する作業時間を約80%削減できるという。

 一方、ウイングアーク1stの「SVF Cloud」は、ExcelやPDFを再利用して帳票を簡単に作成でき、紙をはじめPDF・Excelといった電子データでの帳票出力ができるクラウドサービス。「MotionBoard Cloud」は、必要なデータを集計し、素早くビジュアル化できる、クラウド型BIダッシュボードである。

 今回のシステム連携では、「SVF Cloud」で請求書を作成すると、「MFクラウド消込」の入金予定が自動作成され、金融機関から取得した入金情報と自動消込を行えるようになる。また、この情報を「MotionBoard Cloud」に自動連携することで、入金情報や請求情報、消込結果を「MotionBoard Cloud」上で簡単に分析できるようになるとした。

 なお両社では、今後、セミナーの共同開催といったプロモーションや、企業がより快適にクラウド活用に取り組めるような機能開発などを、共同で行っていく考えだ。

石井 一志