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NTTデータ先端技術、オラクルの「Zero Data Loss Recovery Appliance」向け一次保守サービスを提供

 NTTデータ先端技術株式会社は25日、Oracle Databaseの保護に特化して設計された日本オラクルのエンジニアド・システム「Zero Data Loss Recovery Appliance」向けの一次保守サービスを、国内で提供すると発表した。また、データベースマシンム「Oracle Exadata」の一次保守サービスもあわせて提供を開始する。

 NTTデータ先端技術では、Oracle Databaseを中心としたオラクル製品をさまざま取り扱っており、導入前のPoC(Proof of Concept)から導入後の一次保守サービスまで、システムのサイクルに沿ったトータルサービスを提供している。Zero Data Loss Recovery Applianceについても、2014年12月に、自社のOracle Engineered Systemsラボへ世界初となる実機導入を実施し、製品検証、評価に取り組んできた。

 今回、こうした取り組みから得た知見を生かし、Oracle Exadata、Zero Data Loss Recovery Applianceの一次保守サービスを提供開始するという。両製品の一次保守に関し、NTTデータ先端技術のOracleサポートセンターが窓口となるほか、国内全域に展開するハードウェアのサポート網と連携。顧客からの問い合わせに加えて、障害切り分けや障害解析を行うことで、ソフトウェアだけでなくハードウェアに対しても、製品の導入から一次保守まで、ワンストップでのサービス提供を行うとしている。

 なお同社では、両製品の一次保守サービスの国内展開において、今期、年間売上約12億円の販売を目指すとしている。

石井 一志