cloudpack、AWS Direct Connectを利用した専用線接続サービスの新プラン

　アイレット株式会社が運営するcloudpackは13日、Amazon Web Services（AWS）の東京リージョンとユーザー企業のデータセンターやオフィスを直結する「専用接続プラン」を発表した。AWSの専用線接続サービスであるAWS Direct Connectと、ユーザー企業がすでに利用している専用線（IP-VPN、広域イーサネット）を利用して提供する。価格は月額12万円（税別）。

　cloudpackでは2012年4月より、NTT東日本およびNTT西日本が提供する「フレッツ光」および「フレッツ・VPNワイド」を利用した「専用接続プラン with 光」を提供してきたが、今回の「専用接続プラン」では、エクイニクスのデータセンターまで接続する回線事業者を限定せず、さまざまな専用線を利用できるようにした。

　またAWS Direct Connectの東京リージョン接続拠点である、エクイニクスの東京ロケーション（TY2）、大阪ロケーション（OS1）内のラック1Gbpsポートを共有することで、専用線接続のさらなる低価格化を実現しているという。

　サービスには、東京ロケーション（TY2）もしくは大阪ロケーション（OS1）のラック共有利用、レイヤ2スイッチの共有利用、AWS Direct Connect 1Gbpsポート共有利用、AWS Direct Connect 100GB/月までの流量が含まれる。

　なお、AWSとユーザー側の専用線をつなぐラック内に設置するルーター機器は新た用意する必要があるが、当該ルーター機器の監視・運用（1Uサイズまで）は費用に含まれるとのこと。