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ブレインパッド、MapRの商用Hadoopディストリビューションを販売

 株式会社ブレインパッドは16日、ビッグデータ分析処理基盤として、マップアール・テクノロジーズ株式会社(以下、MapR)の商用Hadoopディストリビューション「MapR M5(Enterprise Edition)」「MapR M7(Enterprise Database Edition)」を正式に取り扱い開始すると発表した。

 ブレインパッドでは、これまで、クライアント各社の分析課題に適した最新のハードウェア、ソフトウェアの販売や環境構築などを通じて、データ分析処理基盤の導入支援を行ってきたが、IoT分野が急速に発展する一方で、センシングデータやストリーミングデータによるデータの巨大化と多様化が進み、データ処理速度や簡易性、コスト面などさまざまな課題に対応するべく、データ分析処理基盤の必要性が高まってきている。

 こうした現状をふまえてブレインパッドは、従来のデータ分析処理基盤に加え、リアルタイムのデータ分析処理基盤にも活用できる製品として、MapR製品の取り扱いを開始することにした。

 同社の製品は、コスト効率がよく、大規模データの高速処理およびストレージを可能にするといった特徴を持っており、ブレインパッドはMapRと共同で各社への提案を行うなど、製品の販売活動を強化するとした。

 なお、ブレインパッドとMapRではすでに、データ分析コンサルティングを提供する株式会社Qubitalデータサイエンスのデータ分析処理基盤として、150台のMapR製品を導入した実績を持つという。

MapR製品を利用した、ビッグデータ分析処理基盤のイメージ

石井 一志