富士通株式会社は、5月14日・15日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムで「富士通フォーラム2015」を開催するのに先駆けて、報道関係者を対象に展示内容を公開した。
富士通フォーラム2015は、富士通が主催する同社最大のイベント。今年は、「Human Centric Innovation in Action」をテーマに開催。約80のセミナーが用意されているほか、展示会場では、「ビジネスと社会のイノベーション」、「クラウド」、「ビッグデータ」、「ワークスタイル変革」、「セキュリティ」、「最先端テクノロジー」のコーナーに分けられ、富士通の最新技術を活用し、人々の暮らしや社会、顧客のビジネスを支え、新たな価値を創りだす取り組みと、それを支えるテクノロジーを紹介。共創事例も展示するという。
なお、5月14日午前9時30分からは、富士通・山本正已社長と、6月に社長就任予定の田中達也副社長などによる基調講演が行われる。
展示会場の様子を写真で見てみよう。
東京・有楽町の東京国際フォーラムで開催される「富士通フォーラム2015」 クラウドに関する富士通の方針や新たなサービスをステージで紹介 ワークスタイルの変革提案では具体的な事例を通じて行う ATMを活用して地域の旬の情報、観光情報などを提供する提案も 網膜走査型レーザーアイウェア。視力障害の人が鮮明な画像を見ることができる 指輪型ウェアラブルデバイス。指の動きで数字や文字を入力したり、指先を曲げてNFCタグを読み取る センシング技術を活用したソリューションを提供するユビキタスウェア ユビキタスウェアの核となるユビキタスウェアコアモジュール 人が転倒したことをセンサーが感知して、地図上にアラームを表示する 熱ストレスについても検知できる。作業中の熱中症などを防止できる ヘッドマウントディスプレイを活用して点検作業に利用する ARを活用した現場業務改革。保守点検作業の効率化を図ることができる 触れる地球のデモンストレーション。地球儀のように回転させて見ることができる。雲画像などの表示も可能 「視線もモノも見えてるシェルフ」。購入者がどんな行動をしているのかを検知できる 立体視プロジェクターのデモ。ジェスチャーでアニメーションを操作できる 立体視ディスプレイを活用したモノを作らないモノづくりの提案 モノづくり現場におけるロボットの制御プログラムを自動で生成できる 会場で行われている富士通サイバーセキュリティコンテストの様子。セキュリティ技術者の発掘につなげる センサーや通信技術による安全運転サポートや燃費改善などを事例も紹介 PRIMEHPC FX100に搭載されるCPUメモリボード。富士通ではポスト「京」の開発を進めており、京の100倍の性能を目指す 生体認証によるセキュリティ対策が可能なモバイルデバイス 参考展示されたUltra Small Screen Tablet。ヘルスケアや流通業界で利用できる ヘッドマウントディスプレイを利用した3D映像表示のデモも行っていた Face Up Tableと呼ばれる卓上ディスプレイ。表示した内容はスワイプで正面のディスプレイに飛ばして表示できる こちらはU-Tableと呼ばれる卓上ディスプレイ。タッチ操作が可能だ 歩行アシストカート。上り坂や下り坂でも歩行を支援。センサーなどを通じて脈拍なども計測できる