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富士通が最新技術を公開、AI、ロボット、クラウド、ワークスタイル変革、センサー技術など
富士通フォーラム2016 報道向け内覧会
(2016/5/18 11:36)
富士通株式会社は5月19日・20日の2日間、東京・有楽町の東京国際フォーラムにおいて、同社最大のプライベートイベント「富士通フォーラム2016」を開催する。このほど、事前に報道関係者に展示内容を公開した。
今年の富士通フォーラムのテーマは、「Human Centric Innovation-Driving Digital Transformation」。
デジタル化時代において富士通が掲げる「ヒューマンセントリック・イノベーション」をキーワードに、IoTから人工知能(AI)、ロボットへと続く、第4のデジタル化の波を捉えながら、ものづくり、マーケティング、流通、金融、医療、交通といった、ビジネスおよび社会の現場において、最先端テクノロジーを活用したデジタル革新を実現する技術、製品、事例などを紹介する。
展示会場は、「ビジネス・社会のデジタル革新」、「デジタル革新を支えるMetaArc」、「最先端テクノロジー」の観点から展示を行っており、ものづくり、ワークスタイル変革、モビリティ、小売・物流、デジタルマーケティング、食・農業、社会インフラ、暮らし、医療・健康、金融サービス、セキュリティ、スポーツといったテーマごとに、デジタル化で加速するビジネスの変化とビジネス革新を事例を交えながら展示した。
さらに、MetaArcについても展示スペースを割いており、SoEとSoRをシームレスに連携し、クラウドやモバイル、ビッグデータ、IoT、AIといった最先端ICTによるデジタル革新の具体例を展示。また、Human Centric AIの「Zinrai(ジンライ)」は、22の活用事例について展示したほか、ロボットを活用した技術など、最新技術への取り組みも展示した。
写真で、富士通フォーラム2016の展示の様子を紹介する。
基調講演のテーマは「デジタル革新を支える富士通の役割」
一方、富士通フォーラム201では、基調講演のほか、8本の特別講演、14本のカンファレンスを用意。対話形式のワークショップや実機体験型プログラムのハンズオンなど、約80のカリキュラムも用意している。
「注目すべきテーマとして14のキーワードをピックアップし、それぞれの分野で日本を代表する専門家、識者、先進企業の先駆者に講演をしてもらう、凝縮した内容」としている。
初日の午前9時30分からは、「Human Centric Innovation‐Driving Digital Transformation デジタル革新を支える富士通の役割」をテーマに、富士通の田中達也社長が基調講演を行うほか、2日目の午前10時からは、「パラリンピックスポーツの取り組みについて感じること、思うこと」をテーマに、過去3回のパラリンピック出場経験を持つパラリンピアンの佐藤真海氏が登壇。また、2日目午後4時40分からは、「パ・リーグの挑戦‐スピード感あふれるスポーツデジタル戦略の現場から‐」として、パシフィックリーグマーケティングの根岸友喜執行役員と、元プロ野球選手であり、野球解説者を務める小宮山悟氏によるライブ配信事業「パ・リーグTV」の取り組みについて講演する。
そのほか、K5 IaaSを約2時間で体験できるハンズオンを、東京・浜松町の同社施設で開催。東京・蒲田の共創空間、および東京・虎ノ門の富士通セキュリティイニシアティブセンターの見学バスツアーも開催する。
富士通フォーラムは、初日の基調講演は午前9時30分から行われるが、展示会場の開場時間は、午前10時から午後6時まで。入場は無料。事前申し込み制となっており、同社サイトから登録が可能。企業経営者、ICT部門、企業のICT利用部門などを対象にしている。
FUJITSUファミリ会が共催、シスコシステムズ、インテル、日本マイクロソフト、日本オラクルなど15社が協賛する。