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ニフティクラウドがコントロールパネル刷新、より使いやすいメニュー構成に

ネットワーク構成を可視化できる機能も追加予定

 ニフティ株式会社は11日、クラウドサービス「ニフティクラウド」のコントロールパネルを刷新したと発表した。IaaSとPaaSのインターフェイスを統合し、必要な機能が目的別に表示されるように各メニューを再構成したほか、一部の操作手順の削減や、利便性を高める機能の追加などを行ったという。

 「ニフティクラウド」は、IaaS型クラウドサービスとして2010年1月にサービスを提供開始し、Web GUIによるコントロールパネルを提供してきたが、今回、2015年1月にサービスが5周年を迎えたことを機に、操作性をさらに高め、各種機能を利用しやすいよう、コントロールパネルのリニューアルを実施したとのこと。

 新コントロールパネルでは、IaaSとPaaSのインターフェイスが統合され、各メニューを目的ごとに再構成したことにより、必要な機能を迅速に見つけられるようになったという。また、サーバー作成時の作業ステップ数を半分に削減するなど、各種操作手順を簡略化したほか、ファイアウォールのグループコピー機能、SSH Keyのアップロード機能の追加や、料金明細に表示されるサービス/機能(「シンプルVPN」など)の拡充を実施した。

 加えて6月には、サーバーのネットワーク構成を可視化し操作できる機能を追加する予定で、これによって、システム全体を視覚的に把握しながら容易に構成変更を行えるようにする。

サーバーのネットワーク構成を可視化し操作できる機能の画面イメージ

 ただしオートスケールなどの一部機能は、6月の実装を予定しているため、現時点では旧コントロールパネルから行う必要がある。旧コントロールパネルは、2015年8月末まで提供される予定だ。

石井 一志