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NSSOL、2015年春にITアウトソーシング中核拠点を開設へ

 新日鉄住金ソリューションズ株式会社(NSSOL)は、ITアウトソーシング(ITO)中核拠点「NSFITOS Center」を2015年4月に開設する。

 同社が提供しているITインフラの包括的アウトソーシングサービス「NSFITOS」をベースに、顧客がめざす将来モデルの実現を支援するサービス拠点として整備。場所は東京都三鷹市。以下の施設で構成される。

  • 2012年5月に東京都三鷹市に開設した第5データセンター(第5DC)
  • 第5DCと同一エリアに開設するITO専用データセンター(第5DCサウス)
  • 第5DCサウスに隣接し24時間365日体制でシステム運用・保守業務を行う「ITOセンター」

 第5DCは同社クラウドサービス「absonne」の拠点。近隣にある第5DCサウスは第5DCと同様のファシリティスペックを備え、当面200ラック規模を用意し、第5DCと一体で運用する。ITOセンターは顧客のインフラ運用業務の可用性・セキュリティを一層強化するため、耐震、自家発電(72時間対応)、セキュリティ対策といったファシリティを、第5DC・第5DCサウスに近接する場所に、400坪・200人収容の規模で確保した。ITOセンターには顧客のITインフラ運用業務に携わるSEが常駐し、NSFITOSに基づく標準化・自動化された運用を行う。

 これら新設する「NSFITOS Center」において、「absonne」をコアに、より高品質で低コストなITOサービスを展開するとしている。

川島 弘之