NSSOL、中国国内向けクラウドサービス「absonne for China」を提供

　新日鉄住金ソリューションズ株式会社（以下、NSSOL）と中国現地法人の新日鉄住金軟件（上海）有限公司（以下、NSSOL上海）は31日、中国国内向けクラウドサービス「absonne（アブソンヌ） for China」を提供開始したと発表した。NSSOLグループでは、日本国内で提供しているIaaS「absonne」と、2013年4月に提供開始した東南アジア向けクラウドサービス「absonne for Asia Pacific」をあわせ、日・中・東南アジアの3極でabsonneのクラウドサービスを展開するという。

　「absonne for China」は、NSSOLがabsonneで培ったノウハウを最大限に活用して提供される、中国発のクラウドサービス。中国で事業展開している顧客の要件に対し柔軟に対応できるほか、高度な信頼性とセキュリティも備えているという。

　NSSOLでは、長年のSIと日本でのクラウドサービスの経験をもとに、NSSOL上海と連携してabsonne for Chinaを中心としたサービスを中国国内で広く提供し、中国における最適なIT導入・運用を支援する考え。さらに、グローバル展開していく企業へのコンサルティング/エンジニアリングサービスや、運用サービス、さまざまな業務に対応したSaaSなども提供していくとしている。