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フォーティネット、最大80GbpsスループットのUTM「FortiGate-3200D」

 フォーティネットジャパン株式会社(フォーティネット)は11日、UTMアプライアンス2製品を発表した。ハイエンド向け「FortiGate-3200D」、ミッドレンジ向け「FortiGate-600D」の両製品を日本市場で販売する。

FortiGate-3200D
FortiGate-600D

 新製品のうちFortiGate-3200Dは、データセンターなど、要件の厳しいネットワーク環境に対応するセキュリティアプライアンス。10Gigabit Ethernet(GbE)×48ポートを備えるほか、FortiASICプロセッサと最新のマルチコアCPUを採用しており、最大80Gbpsのファイアウォールスループットと低遅延を実現しているので、ネットワークのボトルネックになることなく、さまざまな脅威から企業システムを保護できるという。また、仮想ドメイン機能(VDOM)により、マルチテナントのデータセンター環境にも対応可能とした。

 一方のFortiGate-600Dは、大規模な支社などでの利用に適したセキュリティアプライアンス。最大36Gbpsのファイアウォールスループットをコスト効率のよい形で提供できるとした。インターフェイスは、10GbE SFP+×2、GbE SFP×8、1000BASE-T×8ポートを搭載する。

石井 一志