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NTT Com、グローバル共通のICTワンストップ管理サービスが日本語に対応

 NTTコミュニケーションズ株式会社(以下、NTT Com)は2日、企業がグローバルに展開するICT環境を運用するワンストップICTマネジメントサービス「Global Management One」において、7月より日本語でのサービス提供を開始したと発表した。すでに、4月から英語でのサービス提供を行っていたが、日本語対応により、日系企業をはじめとしたより多くの企業へのサポートを展開するという。

 「Global Management One」は、アプリケーション、クラウド、ネットワークなど企業がグローバルに展開するICT環境を、全世界共通のサービスメニュー・品質・料金でサポートするサービス。NTT Comがグローバルに提供する各種サービスに加えて、オンプレミスの機器や他社サービスも含めた企業のICT環境全体に対応しており、監視・トラブル復旧・原因究明・対策検討・変更管理といった分野で、ITILに準拠したトータルオペレーションを提供する。

 システム運用実績が豊富なNTT Comグループのエンジニアが持つ高い技術力と、グローバルに展開するオペレーションセンターによって、ユーザー企業のICT環境を運用することにより、ユーザーのICT管理業務を軽減。運用フローの最適化、自動化、効率化を推し進めることで、平均約30%の運用コスト削減を実現するという。

 また、ビルディングブロックモデルを採用し、ユーザーの用途やICT環境に応じてメニューを選択・組み合わせることが可能。さらに、運用プロセスの自動化を徹底し、検知から復旧までの対応スピードを速めて、MTTR(Mean Time To Repair)を削減した。あわせて、ヒューマンエラーが削減されるため、全体の運用管理品質も向上するとのこと。

石井 一志