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NTT Com、全世界共通のICT運用管理サービス「Global Management One」

 NTTコミュニケーションズ株式会社(NTT Com)は20日、アプリケーション、クラウド、ネットワークなど企業がグローバルに展開するICT環境を、全世界共通のサービスメニュー・品質・料金でサポートする「Global Management One」を発売した。2014年より順次サービス提供を開始する。

 NTT Comがグローバルに提供する各種サービスに加え、オンプレミス環境の機器や他社サービスも含めた企業のICT環境全体に対し、監視・トラブル復旧・原因究明・対策検討・変更管理まで、ITILに準拠したトータルオペレーションを提供する。

サービス提供イメージ

 サービス範囲は、インフラソフト(OS/DB/ミドルウェアなど)、クラウド、コロケーション、ネットワーク(LAN/WANなど)、データ管理(DR/ストレージ/バックアップなど)、エンドユーザー機器(PC/UC/電話関連/ビデオ会議など)、システム部門向け一元窓口(多言語対応)、エンドユーザー向けヘルプデスク、顧客資産管理など。

サービスメニュー

 顧客は、用途や環境に応じて必要なメニューを選択、組み合わせられる。障害検知から復旧対応までの運用管理プロセスのひと、通常人手で行う部分の6割程度を自動化するという。

 スペインAtlas、マレーシアEmerio、インドNetmagic、フィリピンDTSI Groupなど、システム運用実績の豊富なNTT Comグループ各社との連携により、多言語対応と広範囲のサービスメニューを実現する。

 価格は、拠点数・提供サービスによる。2014年4月より英語でのサービスを、同年7月より日本語でのサービスを提供する予定。

川島 弘之