「Handbook」で使うタブレットコンテンツをクラウドソーシングで制作可能に

　クラウドソーシングサイトを運営するランサーズ株式会社は14日、インフォテリア株式会社と業務提携し、インフォテリアのモバイルコンテンツ管理システム「Handbook」のコンテンツ制作業務をランサーズを活用して受発注できるようにした。

　ランサーズは、Web上で仕事を発注したい企業とスキルを持った個人などをマッチングするクラウドソーシングサイト。「時間と場所にとらわれない新しい働き方」を提案し、「個人のチカラをエンパワーメント」することをコンセプトに、2008年から運営されている。

　今回、WebツールやWeb製品をもつ企業の利用者が簡単にコンテンツ制作を依頼でいるように、クラウドソーシング上で制作の依頼を行い、細かい制作業務を外部化して行えるよう「マイチーム機能」を強化、幅広い制作ニーズに対応した。

　Handbookは、インフォテリアが提供するモバイルコンテンツ管理システムで、文書・表計算・プレゼン資料・画像・音声・動画まであらゆるファイルをクラウドに保存し、タブレット端末で持ち運び、指先でめくって表示できるようにするソフト。

　両社の業務提携により、インフォテリアのHandbookに、企業が所有する既存の電子ファイルをタブレット向けカタログにする際に生じる制作業務をランサーズに掲載し、フリーランスの人へ仕事を依頼可能に。インフォテリアは従来より、コンテンツ制作パートナーと提携しているが、新たにランサーズもカタログ制作手段の選択肢に加わることになる。

　企業のニーズに合わせたコンテンツをリーズナブルに制作することが可能になるとしている。