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ウォッチガード、最大55Mbpsの小規模向けUTM「Firebox T10」

WatchGuard Firebox T10

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)は9日、スモールオフィス/ホームオフィス、小規模事業所などに向けたUTM(統合脅威管理)アプライアンス「WatchGuard Firebox T10」を発表した。

 「Firebox T10」は、最大200Mbpsのファイアウォールスループット、最大55MbpsのUTMスループットを備えた小規模向けのUTMアプライアンス。小型モデルながらも、上位モデルと同等のセキュリティ機能を提供可能とのことで、ファイアウォールやVPNを中心に、ウイルス対策、スパム対策、DLP、IPSなどさまざまな機能を追加できる。

 インターフェイスは1000BASE-T/100BASE-TX/10BASE-T×3ポートを搭載。直感的に操作できる管理コンソールにより、複数のアプライアンスを簡単に企業ポリシーに対応させることも可能で、多拠点への配置にも適しているとのこと。

 またウォッチガードでは、この製品を用いたパートナーソリューションの展開も進める考え。第1弾として、京セラドキュメントソリューションズジャパン株式会社が、京セラの複合機に「Firebox T10」を装着するオプションホルダーを開発し、複合機に「Firebox T10」を収納する一体型のソリューションパッケージとして提供開始する。

石井 一志