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ウォッチガード製UTM、有線・無線LANの統合セキュリティ管理が可能に

 ウォッチガード・テクノロジー・ジャパン株式会社(以下、ウォッチガード)は3日、有線・無線LANの統合セキュリティ管理ツールを発表した。同日リリースする統合脅威管理システム(UTM)の新OS「Fireware 11.9」にて利用できる。

 Fireware 11.9では無線アクセスポイント(AP)の管理機能を強化。ネットワークインフラ全般にわたるセキュリティ基準の適用が可能となり、APの有効範囲のマッピング、有線・無線ネットワークのセキュリティポリシー同時変更、トラフィックとチャネルの干渉および脆弱性の特定、帯域幅の優先順位付けなどが行える。

 同じ周波数を共有する隣接ネットワークに関して、すべての無線LANの活動をマッピングすることで、無線LANを含むすべてのトラフィックやセキュリティの課題を明確にし、リアルタイムに管理できるようになった。ネットワーク上の正規のAPに紛れた不正なAPを特定することも可能だ。

川島 弘之