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日立Solがネットワーク制御ソフトを強化、社外でのPC利用時にVPN接続を強制

 株式会社日立ソリューションズ(日立Sol)は27日、クライアントPCでのネットワーク利用を制御するソフト「秘文 AE AccessPoint Control(APC)」の新版「同 Ver.10-10」を発表した。3月31日より販売開始する。

 「秘文 AE APC」は、Wi-Fiの利用を制御し、会社が許可したWi-Fiのみを利用可能にするセキュリティ製品。公衆Wi-Fiや個人所有のWi-Fiルータ、スマートデバイスのテザリング機能など、会社が許可していない経路でのインターネット接続を禁止することで、情報漏えいなどのセキュリティリスク軽減を図る。

 新版では新たに、社外でのモバイルPCのネットワーク利用時に、VPN利用を強制する機能が追加された。社内ネットワーク(ファイアウォール、ゲートウェイ)を経由したインターネット接続のみを許可することにより、公衆無線LANや公衆通信回線を利用した際も、社内と同様のセキュリティポリシーが適用でき、安全に業務を行えるようになるという。

 また、利用場所に応じてポリシーを自動切り替え可能なためで、利用者に負担を掛けずに導入できるとのこと。

石井 一志