BBIX、岡山ネットワークにクラウド型ネットワークサービス「OCX」の接続拠点を開設

　BBIX株式会社と岡山ネットワーク株式会社は17日、クラウド型ネットワークサービス「Open Connectivity eXchange（以下、OCX）」で協業契約を締結したと発表した。協業契約に基づき、BBIXは岡山ネットワーク本社の局舎内に、OCXの接続拠点を10月1日に開設する。

　OCXは、BBIXと子会社のBBSakura Networks株式会社（以下、BBSakura）が共同提供するクラウド型ネットワークサービス。OCXを通して、クラウドサービスやデータセンターへの高セキュリティ、低遅延かつ拡張性のあるネットワーク接続を、顧客にオンデマンドで提供する。

　岡山ネットワークは、地元では「oniビジョン」の愛称で知られる1983年9月設立の地域密着型ケーブルテレビ事業者。主に岡山市の全域、久米郡久米南町、美咲町でサービスを提供している。また、高速なインターネット接続サービスや、ケーブルテレビ回線を利用した固定電話（IP電話）サービスも展開している。

　両社は、今回の戦略的な協業により、BBIXの最先端ネットワークソリューションと岡山ネットワークの通信サービスが連携することで、地域のネットワークインフラの飛躍的な進化が期待できると説明する。連携により、パブリッククラウド、全国のOCX接続拠点、インターネット、そしてSaaSとの閉域接続が実現される。これは、岡山ネットワークが長年培ってきた地域への情報インフラ提供実績と、BBIXの広範なネットワーク技術が融合することで生まれるセキュアな通信環境で、この環境を通じて、自治体、教育機関、エンタープライズなど、幅広い分野に高水準のセキュリティと柔軟性を備えた接続環境を提供するとしている。

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