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「FireEye OS」新版が2月提供、大規模およびIPv6の脅威対策を実現

 ファイア・アイ株式会社は12日、「FireEye OS」のメジャーアップデートとなる「7.1」を発表した。2月中に提供する予定。

 ファイア・アイは、脅威のエミュレーション(サンドボックス処理)をベースとした脅威対策アプライアンスを提供する企業。集中管理の「CMシリーズ」、Webセキュリティの「NXシリーズ」、メールセキュリティの「EXシリーズ」、コンテンツセキュリティの「FXシリーズ」などをラインアップする。

 FireEye OS 7.1により、CMシリーズは数百台レベルのFireEyeアプライアンスを管理できるように。また、新たなWebサービスAPIによって、クエリやデータ送信をプログラムし、企業全体に向けたアラート通知やレスポンスを自動化することも可能になる。

 CM/NX/EXシリーズ共通の機能としては、ローカル管理を刷新。新しいロールベースのアクセス制御、監査ログの記録、複雑なパスワードの生成、アプライアンス状態のモニタリング(SNMP)に対応する。

 NXシリーズではこのほか、IPv6に対応。EXシリーズでは、メールに記述されたURL(悪意あるファイルへのリンク)のダイナミック分析、メールヘッダの分析、および輻輳管理の機能が追加される。

川島 弘之