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リコーの「TAMAGO」新作、Webブラウザベースのディスカッションツール「WALL」
手書きで視覚的に情報整理
(2013/11/21 15:29)
株式会社リコーは21日、Webブラウザベースのディスカッションツール「RICOH TAMAGO THE WALL(以下、WALL)」を公開した。タッチ対応PC や電子ホワイトボードに書き込みながら、会議でのディスカッションを支援する。利用は無料。
タッチ操作の手書きによって会議の内容を書き込める。そのページはGoogle Driveに保存して共有できるため、いつでも、どこでも会議を再開できる。ページ内には別のページのサムネイルを張り付けることも可能。サムネイルをタップするとそのページにジャンプするため、思考の流れを中断せずにより円滑に会議を行える。
他ページをサムネイルとしてページの任意の場所に貼り付け/削除できるので、視覚的に情報を整理できるのが、WALLの最大の特長だ。ページ内容を修正した場合も、すでにリンクさせたサムネイルも連動して修正されるので、リンクし直す必要がない。「自由に思い通りに書ける手書きの良さと、情報のリンク付けやジャンプなどデジタル化の良さを追求した」(リコー)という。
Google Driveに作成したページを保存する場合に、会議参加者が見ている画面上でパスワードを入力する必要はなく、WALLに表示されたQRコードをiPhoneアプリでスキャンするだけで、iPhone側でGoogle DriveにログインしてWALLのデータの保存/呼び出しが可能。セキュリティを担保するちょっとした仕掛けとなっている。
会議やマインドマップ、SWOT分析、グループ分けなどさまざまな用途で利用できる。タッチ操作が推奨だが、マウスでの操作にももちろん対応する。
WebブラウザはInternet Explorer 11/Google Chrome 31、OSはWindows 7/8.1、iPhoneはiOS 7.0.4以上に対応する。