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TDCソフト、連想型のインメモリBIツール「QlikView」を国内販売

 クリックテック・ジャパン株式会社(以下、クリックテック)とTDCソフトウェアエンジニアリング株式会社(以下、TDCソフト)は24日、クリックテックの連想型BIプラットフォーム「QlikView」について、国内販売代理店契約を締結したと発表した。

 「QlikView」は、インメモリによる高速処理を実現可能な情報分析プラットフォーム。ユーザー自身の発想や疑問に基づいてデータを自由に検索し、それに応じてリアルタイムに結果を表示する連想型のアプローチにより、直感的なデータ分析を行える点が特徴という。

 一方の独立系ベンダーであるTDCソフトは、特定のパッケージにとらわれることなく、BIソリューションの選定・導入からサポートに至るまでの総合的な支援を長年行っており、この分野で経験とノウハウを持つ。また、Webベースのカスタマイズ機能によって柔軟に業務アプリケーションを構築できるSaaS/PaaS型クラウドサービス「Trustpro」も展開している。

 今回同社では、QlikViewをTrustproと組み合わせた販売戦略を展開する予定で、事前定義が不要なほか、異なるデータソースから迅速、簡単に抽出できるQlikViewの特長を生かし、従来型BIでは分析時間や改修コストがかかりすぎる、自由度が低いなどのシステム運用に不満を持つユーザーニーズに対応していく考え。これによって、今後5年間で50社以上への導入を目指すとしている。

石井 一志