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DeNA、グローバル拠点のビジネスプロセス管理に「kintone」を活用

 サイボウズ株式会社は26日、株式会社ディー・エヌ・エー(DeNA)が全世界2000名以上の社員が利用するビジネスプロセス管理ツールとして、業務アプリクラウド「kintone」を採用したと発表した。

 DeNAは、プラットフォーム、ソーシャルゲーム、eコマースなどを中心にさまざまなサービスを展開するモバイル・インターネットサービス企業。ビジネス領域は日本だけにとどまらず、米国・中国・韓国・シンガポール・スウェーデンなど、グローバルにビジネスおよびゲーム開発拠点がある。

 同社は、各国の拠点間を横断した業務や相互コミュニケーションが活発になるにつれ、システム利用申請をはじめとした、さまざまな業務の依頼や案件の状況共有をグローバルで迅速に行うことが課題となっていた。

 そこでワンストップで利用できるプロセス管理ツールとして「kintone」を採用した。決め手となったのは、「一日に何本もアプリを作成できるほど誰でも簡単に操作できる点」「日々変化する業務に迅速に対応できる点」「アカウント管理の自動化やデータ連携の開発を柔軟に行える機能が用意されている点」「多言語対応」「高いセキュリティ基準を兼ね備えている点」だったという。

 kintoneは、サイボウズ独自開発のクラウド基盤「cybozu.com」上で提供される業務アプリクラウド。用途に合わせてWebデータベース型の業務アプリを構築できる。ノンプログラミングで誰でも簡単に扱えるのが特徴。1ユーザーあたり月額880円(税別)で利用できる。

川島 弘之