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日本オプロのクラウド帳票サービスとサイボウズの「kintone」が連携

連携のイメージ

 サイボウズ株式会社と日本オプロ株式会社は30日、サイボウズの業務アプリクラウド「kintone」とオプロのクラウド帳票サービス「OPROARTS Live」を連携させ、「OPROARTS Connector for kintone」として提供開始すると発表した。

 OPRARTS Liveは、プログラミングなどの専門知識がなくとも、簡単に帳票を作成可能なクラウド帳票サービス。ドラッグ&ドロップによるレイアウト作成・変更に対応するほか、出力項目の設定をマスターアプリへのひも付け登録のみで行えるなど、容易な操作で帳票をデザインし、実際の業務で利用できる。

 一方のkintoneは、業務で利用できるアプリケーションを容易に構築できるクラウドサービス。フォームが設計しやすく容易に導入できる点を評価されているが、正式な帳票を作成したいという要望への対応が課題になっていたという。

 しかし今回、kintoneで入力したデータをOPRARTS Liveに取り込めるようになったため、帳票設計が簡単になり、帳票開発から運用まで、すべてをクラウド上で容易に実現可能になった。

 これにより、従来必要な帳票連携のJavaScript開発が不要となるため、コストと手間をかけない帳票連携を実現。業務システムにかかるトータルコストを削減できるとしている。

 価格は、OPRARTS Liveが月額1万3880円から、kintoneが1ユーザーあたり月額880円(最低5ユーザー)から。

石井 一志