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アシスト、LibreOfficeのFAQや技術資料を利用できる「FAQ検索サービス」

 株式会社アシストは、オープンソースのオフィスソフト「LibreOffice」のFAQ(よくある質問)および技術資料(ガイドブック)を利用できる「FAQ検索サービス」を7月22日より提供する。

 近年、コスト削減などやベンダーロックインの解除などを目的に、LibreOfficeへの移行を検討する企業・団体が増えている。アシストはこうしたユーザー向けに、Microsoft Office文書やマクロの傾向を調査しLibreOfficeへの移行が可能かの判断を支援する「棚卸調査支援サービス」をはじめとするマイグレーション支援サービスや、機能やトラブルの問い合わせに対応する「操作ヘルプデスク・サービス」、マクロのコマンドや構文に関する問い合わせに対応する「マクロヘルプデスク・サービス」、運用に関する問い合わせに対応する「運用ヘルプデスク・サービス」といったサービスを提供している。

 昨今、LibreOfficeに移行済みの企業・団体の情報システム担当者から「アシストのサポートセンターの持っているFAQや技術資料を使って、操作やトラブルに関する問い合わせに対応したい」という要望、移行後の社内サポート費用を抑えたいという相談が増えてきたことから、FAQと技術資料を整備し、より使いやすい検索システムの構築に着手。

 これまでのサポートセンターの検索システムに、新たにサジェスト機能(入力中の検索ワードから候補ワードを表示する)を導入し、FAQのヒット率を向上した。また、利用者がより直感的に理解できるように、回答内容や技術資料に画像・動画を使用。これらの機能追加を完了したのを機に、従来「操作ヘルプデスク・サービス」もしくは「マクロヘルプデスク・サービス」の一環として提供していた「FAQ検索サービス」を単独サービスとしてリリースすることにした。

 価格はPC250台までで12万5000円(税別)から。なお、「操作ヘルプデスク・サービス」もしくは「マクロヘルプデスク・サービス」の既存ユーザーは、機能拡張された「FAQ検索サービス」を追加費用なしで利用できる。

川島 弘之