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アシスト、LibreOffice向けの運用ヘルプデスクサービス

 株式会社アシストは23日、オープンソースオフィスソフト「LibreOffice」を利用する企業・団体に向け、「運用ヘルプデスク・サービス」を提供すると発表した。アップデート情報の提供、操作やトラブルへの対応などを行うことで、情報システム担当者を支援するという。

 アシストではすでに、LibreOfficeの機能やトラブルに関する問い合わせに対応する「操作ヘルプデスク・サービス」、マクロのコマンドや構文に関する問い合わせに対応する「マクロヘルプデスク・サービス」といったヘルプデスクサービスを提供してきた。

 その中で、LibreOfficeに移行済みの企業・団体の情報システム担当者から、移行後のバージョンアップ、セキュリティ対策に関する相談や、「ユーザー部門からのLibreOfficeの操作、トラブルに関する問い合わせを集約し、アシストにエスカレーションすることを前提としたサービスを利用したい」という声が増えたことを受けて、今回、「運用ヘルプデスク・サービス」をラインアップしたという。

 具体的には、運用に関する問い合わせ、操作質問やトラブルに関する問い合わせをアシストが受けるほか、リリースレポートの提供、FAQ(よくある質問と回答)対応、Tips(技術資料)の提供などを行う。これによって情報システム担当者は、LibreOfficeの新リリースやセキュリティのアップデートといった情報を入手し、バージョンアップなど運用に関する課題を整理して対応したり、ユーザー部門からの操作質問やトラブルを効率よく解決したりできるとのこと。

 問い合わせ方法は電話、メール、Webで、問い合わせ回数は無制限。価格は、問い合わせ担当者が2名までの場合で年間100万円(税別)。3名以上の場合は別途見積もりとなる。なお、対象となるアプリケーションはWriter、Calc、Impressで、マクロやBase(データベース)に関する問い合わせは含まない。

(石井 一志)