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アシスト、LibreOfficeへの移行を支援する「棚卸調査支援サービス」

Office文書やマクロファイルの利用状況を調査

 株式会社アシストは15日、オープンソースのオフィスソフト「LibreOffice」への移行を目的として、既存のOffce文書ファイルやマクロファイルの利用状況を調査する「棚卸調査支援サービス」を発表した。

 LibreOfficeへの移行には、現在の標準オフィスソフトからの切り替えに加え、LibreOfficeのファイル形式であるOpen Document Formatへの変換が必要。新サービスでは、アシストが独自に提供するOffice文書ファイルやマクロファイルの調査を行うためのツール「棚卸調査シート」を使って利用実態調査をおkなう。

 「棚卸調査シート」により取得できるファイル名、ファイル情報、シート情報、マクロ有無、要注意関数利用有無、グラフ情報、ピポット情報、移行難易度の高い機能利用有無、マクロ関連情報などの情報から、これまでアシストが実際に移行を支援してきた際のノウハウを基に、変換予測工数を算出する。

 また、同サービスでは、実施および分析結果を基にアシストが「調査結果レポート」を提供する。同レポートにより、文書ファイルやマクロファイルのボリュームや傾向を定量/統計的にとらえ、移行における想定工数を可視化できるため、移行する際の互換の問題傾向をとらえ、対策案の検討に役立てられるという。

 期間は3カ月、価格は90万円(税別)。

(川島 弘之)