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フュージョンのIaaSサービス「FUSION Cloud」がオンラインサインアップに対応

OSとしてWindows Serverも利用可能に

 楽天グループのフュージョン・コミュニケーションズ株式会社(以下、フュージョン)は14日、パブリッククラウド型のIaaSサービス「FUSION Cloud」において、オンラインサインアップでの申し込みが可能になったと発表した。また、OSとしてWindowsの選択が可能になっている。

 FUSION Cloudは、仮想サーバー環境をパブリッククラウド上で提供するIaaSサービス。Webベースの管理コンソールが提供されており、ウィザード形式に従って数分間の設定作業を行うだけで、仮想マシンを簡単に作成できるという。また各種機能の設定投入と確認、動作状態の確認なども管理コンソールから容易に行えるとのこと。

 今回、この申し込みをオンラインのみで実施できるようになり、最短5分程度での利用開始が可能になった。書類での手続きが必須だった従来と比べて、より簡単に利用を始めることができる。

 なおフュージョンでは、オンラインサインアップへの対応を記念して、12月24日までにオンラインサインアップで申し込みを完了したユーザーを対象に、申し込み月を含めて3カ月間、仮想マシンタイプ「micro」を無料で提供するキャンペーンを行う。

 さらに今回は、ユーザーからの要望が多かったという、Windows ServerをOSとして利用可能にした。具体的には、Windows Server 2008 R2(64ビットのみ)、Server 2008(32ビット/64ビット)を選択できる。

 なお、Windows OSを利用する場合は仮想マシンタイプに応じた追加費用が必要。例としては、仮想マシンタイプが「micro」の場合、月額3150円、または1時間あたり5.25円。「standard-large」の場合では月額6300円または1時間あたり10.50円が必要となる。

(石井 一志)