フュージョン、IaaS「FUSION Cloud」のサービスラインアップを拡充


 楽天グループの通信事業会社であるフュージョン・コミュニケーションズ株式会社(以下、フュージョン)は13日、IaaS型パブリッククラウドサービス「FUSION Cloud」のサービスラインアップを拡充すると発表した。

 拡充するのは、提供OS、仮想マシンタイプ、SSLサーバー証明書。提供OSとしては、現在提供中のCentOS 5.6 32/64bit ja/enに加え、新たにDebian Squeeze 6.0 64bitを無料で提供する。

 仮想マシンタイプとしては、従来の9種類に「Standard-light」「Himem-light0の2種類を加える。料金は固定料金と従量料金の2タイプを用意しており、用途に応じて選択可能。

 SSLサーバー証明書の提供では、GMOグローバルサイン製のSSLサーバー証明書を提供する。同一コモンネームであれば複数の仮想マシンに利用でき、複数台の仮想マシンにSSL証明書を適用する場合に費用を削減できるという。今後、月額ワンクリックSSL証明書サービスも導入予定。ワンクリックでSSL証明書を仮想マシンに導入できるようにすることで、さらなる利便性向上を図る狙い。

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