日立Sol、「Oracle Exadata」関連ソリューション7種を提供


 株式会社日立ソリューションズ(以下、日立Sol)は20日、データ処理高速化を実現する「Oracle Exadata」関連ソリューションを発表した。全7種を取りそろえ、25日より提供する。

 Oracle Exadataは、Oracle Database向けに最適化することで、データ処理の高速化を実現するとともに、データウェアハウス(DWH)、業務システムのデータを処理するオンライントランザクション(OLTP)やバッチ処理などを1台に集約する製品。

 今回、Oracle Exadataに関連する7つのサービスを「Oracle ソリューションサービス」のラインアップに追加し、システムの導入支援から運用・保守サービスに至るまでワンストップに提供していく。

 新たに追加したのは、以下の通り。

サービス名概要価格
実機検証サービス実機検証の支援など個別見積
Oracle環境設計/構築サービDatabase Server、Storage Server分割設計およびOracle Exadata独自のアーキテクチャを考慮した各種機能などの設計/構築
運用設計/構築サービスDBバックアップ/リカバリ、監視(JP1との連携など)などの設計/構築
災害対環境設計/構築サービス災害対策環境の設計、構築
チューニングサービス性能評価時のDBチューニング(DB稼働評価、SQLチューニング)
DB 移行サービス環境移行計画、設計、本番移行支援
問題解決支援サービス稼働後の運用や障害時支援のための窓口対応

 主に実機検証サービス、環境・運用設計など導入・運用を中心としたラインアップとなる。これらと経営情報を分析する「Oracle Business Intelligence(以下、Oracle BI)」製品関連ソリューションや、他システムとのデータ連携やビジネスプロセスを最適化する「Oracle SOA Suite」「Oracle Business Process Management Suite」製品関連ソリューションと組み合わせることで、Oracle Exadataの長所を最大限に生かす環境を提供するとしている。

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