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MKIが米Zuoraと販売代理店を締結 サブスクリプションビジネスの収益向上を支援

 三井情報株式会社(以下、MKI)は13日、米Zuoraと国内初の販売代理店契約を締結し、同社のプラットフォームを販売開始すると発表した。

 Zuoraでは、企業や組織がサブスクリプションビジネスにおいて収益向上を図るためのプラットフォームとして、SaaS型リレーションシップ・ビジネス・マネージメント(RBM)製品「Zuora」を提供している。

 このサービスは、プライシング、見積もり、Web販売、契約管理、請求・回収、売上計上、レポート・分析など、従来のERPやCRM、販売管理などのシステムでは対応できない、サブスクリプション型ビジネスのための業務を支援できる点が特徴。サービスの市場投入期間を最短化できるだけでなく、フリートライアル、フリーミアム、従量課金などのプライシングモデルによる新規顧客獲得や、レポーティング・分析による既存顧客へのアップセル・クロスセルの強化、解約率の低減などを支援できるという。

 MKI自身も国内のファーストユーザーとして導入しているとのことだが、今回は販売代理店契約を締結し、今後サブスクリプションビジネスにシフトしていく企業の、競争力強化のためのIT基盤構築を支援するとした。

 ユーザーとしては、月額課金・従量課金ビジネスを提供するメディア、教育分野、IoT分野で新たな収益モデルを展開していく企業など、さまざまな業種を想定。また、SalesforceやSAPといった「Zuora」と親和性が高いソリューションの導入経験を生かし、システム連携についても積極的に対応するとしている。