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「楽々WorkflowII クラウドサービス」が画面デザインを刷新、初めてでもわかりやすく

 住友電工情報システム株式会社は24日、クラウド型ワークフローサービス「楽々WorkflowII クラウドサービス」において、初めての利用者にもわかりやすい画面デザインを追加すると発表した。なお、従来の画面デザインも引き続き利用できる。

 楽々WorkflowIIは、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化するパッケージをSaaS化したもの。申請フォームを簡単に作成できるほか、PCだけでなく、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末といった端末にも対応するので、PCがない出張先などでも、社内と同様の感覚で申請業務や決裁業務を行えるという。

 今回の機能強化では、初めての利用者でもすぐに使える画面デザインを追加した。具体的には、フォルダツリーを画面左に表示し、さまざまな申請業務をスムーズに切り替えるようにしたことに加え、トップ画面に、「申請する」「承認する」「探す」などのよく使う機能をワンタッチパネルとして配置している。また、「承認待ち」「申請待ち」「否認」「差し戻し」といった件数を表示するようにし、自分が処理すべき作業が一目でわかるように改善を図っている。

 このほか、入社・退職に伴う各種申請、婚姻・転勤に伴う各種申請など、ひとつのイベントに伴う複数の申請を一度にまとめて実施できる「まとめ申請」機能を搭載。ログイン認証についてもSAML認証に対応し、例えばグループウェアのユーザーIDでのログインや、グループウェアの画面上での申請・承認状況の確認など、ほかのアプリケーションとのシームレスな操作が可能になったとしている。

 「楽々WorkflowII クラウドサービス」の価格(税別)は、初期費用が5万円、月額基本料金が1万円、月額利用料金が500円/ユーザー。

石井 一志