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住友電工情報システム、Webワークフロー「楽々WorkflowII」のクラウドサービス版を提供
2012年9月27日 15:13
住友電工情報システム株式会社は、ワークフローソフト「楽々WorkflowII」をベースにしたクラウド型のWebワークフローサービス「楽々WorkflowIIクラウドサービス」を、10月より提供開始する。
楽々WorkflowIIは、企業内での申請・承認・決裁のワークフローを電子化するパッケージソフト。今回発表された楽々WorkflowIIクラウドサービスでは、この楽々WorkflowIIをベースに、企業内での申請・承認・決裁のワークフローシステムと運用保守サービスをセットにした上で、クラウドサービスとして提供するため、ユーザー企業の業務効率の改善とシステム運用管理の負荷軽減を実現するという。
ワークフローを利用するために必要な申請フォームはマウス操作で容易に作成できるほか、稟議(りんぎ)書、名刺、備品購入など申請フォームの業務テンプレートを標準で提供。さらに、ユーザー企業に代わって同社が申請フォームを作成するサービスも利用できる。
また、申請・承認されたデータをExcelやPDFに帳票出力する機能を搭載した。この機能では、承認済みや承認中のデータ、決裁済みの文書一覧リストを指定した形式で出力できるため、ワークフローを電子化しても、引き続き帳票が必要なユーザー企業にも対応するとのこと。
言語は日本語、英語、中国語の3カ国語に対応しており、出力するメッセージやタイトル、ボタンの表示をいつでも切り替えできる。これにより、「中国語で申請された業務を、日本語で承認し、英語で回覧」といったワークフローにも対応可能だ。
さらにWebブラウザは、Internet Explorer、Firefox、Google Chrome、Safariなど複数製品をサポート。スマートフォン・携帯電話、タブレット端末にも対応しており、アクセス元の端末を自動判別して、最も適したインターフェイスで表示してくれるとした。
価格は、初期費用が5万円(税別)、月額基本料金が1万円(税別)、月額利用料金が1ユーザーあたり500円(税別)。なお帳票を利用したい場合には、帳票利用サービス初期費用3万円(税別)が別途必要になる。