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「楽々WorkflowII クラウドサービス」、明細行の簡単作成など新機能を追加

 住友電工情報システム株式会社は15日、クラウド型ワークフローサービス「楽々WorkflowII クラウドサービス」に、利用者の作業効率化や確実な情報共有を促進する機能を追加し、提供を開始した。

 「楽々WorkflowII クラウドサービス」は、企業内の申請・承認・決済といったワークフローを電子化し、業務の見える化を実現するサービス。初期投資やインストール、メンテナンス作業が不要で、月額利用料のみですぐに利用できるクラウドサービスとして、2012年10月よりサービスを開始した。

 今回の機能追加では、見積書や納品書など明細行を含む帳票の入力画面を手軽に作成できる機能を新たに搭載。「品名」「仕様」「個数」「金額」といった、同一の項目が複数行にわたって繰り返される一覧入力形式を含む帳票の入力画面を、簡単な操作で作成できるようになった。

 一覧入力形式を画面上に複数配置することもでき、複雑な画面構成にも柔軟に対応できる。データ入力時に必要に応じて明細行を追加できるため、明細行が足りなくなることはなく、様々な形式の帳票をより簡単に電子化できるようになった。

 また、文書内に添付されている電子ファイルの一括ダウンロードや、複数フォルダーの横断検索機能など、利用者の作業効率を向上させる機能を追加。さらに、承認・決裁後の文書を新たなメンバーに通知し、その未読・既読を確認できるようになり、必要な情報を確実に伝えることができるようになった。

 楽々WorkflowII クラウドサービスの価格(税別)は、初期費用が5万円、月額基本料金が1万円、月額利用料金が1ユーザーにつき500円。

三柳 英樹