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エクイニクス、大阪のデータセンター「OS1」を拡張

 エクイニクス・ジャパンは23日、2013年12月に開設した、International Business Exchange(IBX)データセンターの大阪拠点「OS1 データセンター」を拡張したと発表した。450ラック規模の増床を実施している。

 「OS1」は、エクイニクスが関西地区に初めて開設したデータセンター。グローバル企業の関西地区展開に対する利便性を提供するとともに、西日本に所在する企業の海外進出支援を主な目的としている。加えて、キャリアニュートラルであり、大阪のトラフィック交換拠点のひとつ、堂島に直結していることから、大阪とグローバルネットワークとをつなぐネットワークハブとして、さまざまなネットワークとの接続が可能。Platform Equinixを通じて、世界中の1000を超えるネットワークプロバイダーと接続を行えるという。

 また、全国でデータセンター活用のニーズが高まる中で、特に大阪は、国内第二の市場である関西エリアが持つ、100兆円規模のGDPを背景に、その拠点として大きな注目を集めており、このような急速な需要の増加に応えるため、当初の予定よりも早く増床を行ったとのこと。

 なお今回の拡張に合わせ、インターネットマルチフィード株式会社のインターネットエクスチェンジ「Japan Network Access Point(JPNAP)」が「OS1」に開設されるとのこと。同社のエクイニクス活用は、2009年のTY2、2013年のTY4に続き、3拠点目となる。

石井 一志