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統合ログ管理「LogStorage」、AWS上での運用を正式サポート

 インフォサイエンス株式会社は12日、統合ログ管理システム「Logstorage」のAWS上での動作検証を完了し、正式サポート対象とすると発表した。

 Logstorageの動作環境としてAmazon Elastic Compute Cloud(EC2)、ログ保管ストレージとしてAmazon Elastic Block Store(EBS)を利用することが可能に。ハードウェアの初期投資や運用コストを抑え、柔軟なAWS上で統合ログ管理が行える。

 また、Logstorageが持つ「ログデータ転送機能」により、オンプレミス、AWS上の両方のログを統合管理することも可能に。従来より広範に分散するログデータの横断的・複合的な分析・追跡も行える。

 Logstorageは、純国産の統合ログ管理システム。さまざまなシステムや端末からのログを一元化し、モニタリングの中から問題を速やかに発見できるようにする。導入環境の規模に応じて、ワークグループ(WG)版/スタンダード(ST)版/エンハンスト(EH)版/エンタープライズ(EP)版/アドバンスト(AD)版がラインアップされている。

 今回、動作検証を行ったのは「Logstorage WG版/ST版/EH版」であり、今後「Logstorage AD版」での分散構成や、「Logstorage ELC Analytics」のサポート、WSのログ履歴管理サービス「AWS CloudTrail」への対応も予定する。

川島 弘之