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サイトロック、「Logstorage」を利用した24時間365日の有人ログ運用サービス

 サイトロック株式会社とインフォサイエンス株式会社は11日、統合ログ管理分野で協業すると発表した。サイトロックは、インフォサイエンスの統合ログ運用システム「Logstorage」の取り扱いを開始し、自社の統合運用管理サービスと組み合わせ、24時間365日の有人ログ監視障害対応、ログシステム運用などを提供する。また、Logstorageを各種ログ情報の可視化エンジンとして利用した「統合ログレポーティングサービス」も提供する。

 Logstorageは、小規模から大規模までのシステムをカバーし、さまざまなシステム上、拠点上に点在するログを統合管理できる製品。ログに多様な意味付け(タグ付け)を行うことで、ログの意味を知らないオペレータでも、簡単に目的のログを探し出せるという。

 今回の協業に伴いサイトロックでは、統合運用管理サービスにLogstorageを加え、統合ログ管理サービスとして提供する。これを利用することで企業の情報管理担当は、増え続けるログ管理負荷の軽減や、ログ管理の属人化の排除、ログの適切な可視化など、ログ管理に関する課題を解決できるという。また、システムの安定的・継続的な稼働に必要な24時間365日対応の運用監視を受けられるので、ログ監視障害対応、ログシステム運用対応も可能になるとした。

 なお両社では今後、パブリック/プライベートなどの各クラウド環境に対応した、コンプライアンス/監査証跡/トラブルシューティングなどの課題を解決する統合ログ管理サービスを、共同で開発・提供していくとのこと。

石井 一志