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オーシャンブリッジ、リモートコントロールツール「ISL Online」新版

遠隔ヘルプデスク機能でホワイトボードの双方向書き込みに対応

 株式会社オーシャンブリッジは18日、リモートコントロールツール「ISL Online」新版の提供を開始した。

 ISL Onlineは、離れた場所のPC同士で画面共有を行うヘルプデスク機能「ISL Light」、遠隔地にあるサーバーや出先でiPhone/iPadなどから社内のPCに接続できるリモートアクセス機能「ISL AlwaysOn」、Web会議機能「ISL Groop」を1つのライセンスで利用できるツール。オンプレミス版とクラウド版が用意される。

 新版では、「ISL Light」「ISL AlwaysOn」「ISL Groop」すべてのクラウドライセンスで新機能を追加。

 「ISL Light 3.5.2」では、ホワイトボードの双方向書き込みに対応。操作する側/される側の両方からホワイトボードに書き込みできるため、遠隔地の拠点間で図面の修正個所を書き込みながら確認するといった利用が可能となる。

 セッションを別のオペレータに転送(メールで通知)することも可能に。例えば、問い合わせの一次対応としてセッションを開始したが解決できない場合などに接続中のセッションをほかのオペレータに転送できる。

 また、デスクトップ共有後に、共有するデスクトップの範囲を指定できるようになった。画面共有を開始したが、相手に見られたくない別の操作が必要となった場合に、セッションを閉じることなく共有範囲だけを狭められる。

 「ISL AlwaysOn 2.1.0」では、接続オプションに「RDP接続を有効にする」が追加された。RDPで接続中のセッションに対して、ISL AlwaysOnで接続できるようになったため、作業効率を向上できるとする。また、接続速度を向上した。

 「ISL Groop 2.4.3」では、Web会議事にPowerPoint 2013を閲覧できるように。また、起動時に自動で最適な通信方法を検出するようになった。