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積水ハウス、遠隔地サーバー管理に「ISL Online」を活用

オーシャンブリッジのPC遠隔操作製品

 株式会社オーシャンブリッジは15日、積水ハウス株式会社がリモートコントロールツール「ISL Online」を採用したと発表した。遠隔地のサーバー管理に活用されている。

 積水ハウスは、京都にある総合住宅研究所のサーバーを大阪で管理・運用している。ISL Online導入前は、京都のサーバーに不具合が生じるたびに、大阪から京都への移動を余儀なくされ、たった10分で済むようなことも、移動だけで往復2時間以上を費やしていた。また、京都のサーバーシステムにおいては約20社の契約ベンダーと取引をしており、メンテナンスの際には都度現地に行かなければならない状況だったという。

 ISL Onlineは、離れた場所のPC同士で画面共有を行うヘルプデスク機能、遠隔地のサーバーなどを操作できるリモートアクセス機能、およびWeb会議機能を1つのライセンスで利用できるリモートコントロールツール。

 常時接続とワンタイム接続の両方が利用できるため、常時接続では大阪からの利用、ワンタイム接続では契約ベンダーに使用してもらっている。契約ベンダーにも直接サーバーにアクセスしてもらうことで、保守費用を削減でき、ベンダーの作業履歴も残すことが可能となった。

川島 弘之