セキュアヴェイル、「内部システム監視」「ログ収集・保管」SaaSサービス


 株式会社セキュアヴェイルは30日、企業の内部システム監視サービス「NetStare for SaaS サテライトコレクタータイプ」およびログ収集・保管サービス「LogStare for SaaS ログ収集・保管サービス」を発表した。いずれもSaaSとして10月1日より提供する。

 両サービスとも顧客企業内に「サテライトコレクター」というサーバーを設置。既存環境に変更なしで利用できる。

 NetStare for SaaS サテライトコレクタータイプでは、同サーバーが企業の内部システムを監視し、収集データを暗号化して同社センターに送信。運用監視システムに取り込まれ、顧客向けのWebポータルに即時反映する。

 ユーザーはWebポータルで内部システムの稼働状態をリアルタイムに確認可能。問題が発生した場合は、該当するアイコン上で炎マークや煙マークが表示されるため、どの機器でどのような問題が発生しているか視覚的に把握できるという。

 従来より提供してきた「NetStare for SaaS」では外部公開システムのみが対象だったが、新サービスは内部システムにまで対象を広げたのが特長。

 最大機器数は100台。段階的に数を増やせる。価格は初期費用が12万5000円、月額費用が5台で4万5000円、1台追加ごとに1500円。

 LogStare for SaaS ログ収集・保管サービスでは、サテライトコレクター内の「LogStareアーカイブ版」があらゆるログを一元的に収集。圧縮・暗号化して同社センターに送信する。すべてのログが冗長保存され、ユーザーは常にオンラインで閲覧可能。また、保存されたログの破損や改ざんを即座に検知し、元の状態へ修復する。

 最大ログ保存量は100GB。価格は初期費用が18万円、月額費用がログ管理容量10GB(圧縮後)で5万円、10GB追加ごとに5000円。

 いずれのサービスも報告書作成に役立つレポーティング機能を備える。

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