セキュアヴェイル、仮想サーバーの監視サービス「Virtual Aid」
株式会社セキュアヴェイルは1日、サーバー仮想化環境の監視サービス「Virtual Aid」の提供を開始した。
Virtual Aidは、同社が従来より提供する物理サーバーの運用監視サービス「NetStare for SaaS」の技術を応用し、仮想サーバーも同様に稼働監視できるようにしたもの。利用にあたっては、仮想サーバーに監視モジュールをインストールする。これにより、全体のシステム構成を把握しつつ、個々の障害ポイントを直感的に確認できるようになる。障害ポイントを右クリックすることで、概要から詳細へドリルダウンが可能。バージョン・機種に依存せずすべての機器を同一フォーマットでレポートする機能も備える。
監視対象サーバー(物理)全体を表示 | 拡大図 |
調査したいサーバー(物理)をクリックすると仮想環境を表示 | 拡大図 |
同ツールに初期設定や訪問インストールなどのサービスを加えたのが、Virtual Aidの内容だ。
物理サーバー単位の課金で、仮想マシンの数に左右されない料金体系も特徴。価格は、初期設定が2万円/台、訪問インストール(依頼する場合)が3万円/台。月額費用は1台目が1万円/台、2台目以降が5000円/台。
なお同社では、今回の発表に先立って、すでに一部機能を限定した無償提供キャンペーン「Virtual Aid無償版」(限定100社)を提供している。今回の正式サービスインに伴い、同キャンペーンも限定100社から200社に拡充して再展開する方針。